先に結論
平均は1日約1,622円。自分の上限は月予算から決める
総務省統計局の2025年家計調査では、単身世帯の「食料」支出は月平均49,321円です。年額を365日で割ると1日約1,622円、52週で割ると週約11,382円になります。 ただし、調査対象の平均年齢は58.6歳です。平均額をそのまま目標にせず、自分の月予算を次の表で日額と週額へ直してください。
月30,000円
1日 約986円
週 約6,923円
月40,000円
1日 約1,315円
週 約9,231円
月50,000円
1日 約1,644円
週 約11,538円
月60,000円
1日 約1,973円
週 約13,846円
日額は毎日の上限ではなく、月予算の目安です。 外食する日と抑える日を、週の中で調整します。
ただし、毎日その金額にそろえる必要はありません。週全体で合えばOKです。
表は「月額×12÷365」「月額×12÷52」で四捨五入しています。食材、外食、惣菜、飲み物、間食、酒類など、毎月「食費」として記録する範囲をそろえて比較してください。
今日から使うなら
月の途中は「残り予算−予定分−予備費」を残り日数で割る
月4万円の予算で24,000円を使い、残り10日なら残額は16,000円です。予定している外食2,000円と予備費1,000円を先に分けると、普段の食事に使えるのは13,000円。目安は1日1,300円です。
飲み物・間食も食費に含める人は、13,000円の中からその予定額を引きます。家にある米や調味料は支払済みでも、次回の買い直しがあるため、週の在庫として記録しておくと判断を誤りにくくなります。
あなたはどっち?
同じ1,500円でも、窮屈さはまるで違う
毎日きっちり派
使いすぎは見つけやすい一方、外食した翌日に帳尻合わせが必要。
1週間で調整派
平日は軽く、休日は楽しむ。生活の波に予算を合わせやすい。
日額の計算
月額×12÷365
月の日数差をならす
調整する単位
1週間
毎日同額にしない
集計する範囲
食事+飲み物
毎月同じ費目で比べる
この記事でわかること
- ✓単身世帯の平均と自分の予算の違い
- ✓月額から1日予算を逆算する方法
- ✓朝・昼・夜にどう配分するか
- ✓月途中に今日使える額を出す方法
1日予算は、朝・昼・夜で均等に分けなくていい
例えば1日1,500円だからといって、 朝・昼・夜を500円ずつにする必要はありません。
実際には、 朝は軽く、昼は仕事中に買い、 夜に一番お金を使う人も多いはずです。
メシ算の考え方
1日の合計だけでなく、 「どの食事にお金を残したいか」で配分する。
毎日同じ金額にしなくていい
1日予算を決めると、 「今日は使いすぎた」と感じやすくなります。
でも、平日と休日で同じ食費になる人は多くありません。
平日5日
1日 1,300円
5日で 6,500円
休日2日
1日 2,000円
2日で 4,000円
1週間
10,500円
月換算 約45,500円
このように、平日は抑えて、休日に余裕を持たせるという管理でも問題ありません。
自分の1日予算は3ステップで決める
STEP 1
食費に含める範囲と月額を決める
食材・外食・飲み物・間食・酒類のどこまでを食費にするかをそろえ、 家計全体から無理のない月額を決めます。
STEP 2
1日ではなく1週間まで落とす
外食予定や休日も含めて、 1週間で使える金額を見ます。
STEP 3
お金を使いたい食事を先に決める
夜を重視するのか、 昼の外食を残すのか。 満足度を残したい場所に予算を置きます。
メシ算の考え方
「何円まで使えるか」だけでなく、 「どの食事に使いたいか」まで決める。
金額を食事へ変換
1日1,000円・1,500円・2,000円で、何が食べられる?
同じ金額でも、朝昼夜へ均等に333円ずつ配る必要はありません。仕事中の昼を守りたい人、夜の外食を残したい人で配分は変わります。
1日1,000円
朝150円・昼350円・夜500円
トーストと卵/持参おにぎりと汁物/鶏肉・野菜・ごはん
1日1,500円
朝200円・昼650円・夜650円
ヨーグルトと果物/市販ランチ/惣菜1品と家の主食
1日2,000円
朝250円・昼750円・夜1,000円
パンと飲料/外食ランチ/定食または宅食+主食
※価格と献立は説明用の試算例で、平均価格や必要な食事量・栄養を示すものではありません。飲料・菓子・酒を食費に含める場合は、その金額も一日の枠から差し引きます。
月3万円の具体的な21食は食費3万円の献立、 5万円が高いか迷う人は5つの質問による判定、 6〜7万円から原因を探す人は4原因の見直しへ進めます。
1日予算で失敗しやすい3つのこと
失敗 1
毎日同額にする
外食した日の超過だけが気になり、 管理が窮屈になります。
失敗 2
食事だけを見る
飲み物・お菓子・間食も食費なら、 その分まで含めて考える必要があります。
失敗 3
安さだけを優先する
続かなければ意味がありません。 時間や満足度も一緒に見ます。
月途中の予算は、5つの数字を書けば計算できる
冒頭の1,300円モデルを自分の数字へ置き換えるときは、「月予算」「今月の支払済み食費」「残り日数」「確定している外食・会食」「残したい予備費」を書きます。 飲み物・間食・酒類を食費に含めるなら、確定予定または普段の金額も先に取り分けます。
計算式
(月予算−支払済み食費−確定予定−予備費)÷残り日数
答えが普段の食事量では難しい金額になったら、食事を抜いて合わせず、月予算・外食予定・翌月へ回せる支出を見直します。
家の米や調味料を使う日は、その日の支払額が小さく見えます。残額管理は今月の支払いでそろえ、献立同士を比べるときは実際に使った分でそろえると、まとめ買いの週だけ高く見える問題を避けられます。 飲み物・間食を毎回忘れる人は、飲み物代の7日記録で追加品の枠を確認できます。
残額は分かったが、曜日ごとの使い方で迷う人へ。
予算を料理名へ落とすときの参考。実売価格や食事量は自分の条件で確認します。
まとめ:平均を基準にしすぎず、月額と残額から決める
- ・2025年の単身世帯平均は月49,321円、1日換算で約1,622円
- ・平均年齢や食べ方が違うため、平均額は自分の上限ではない
- ・日額は「月額×12÷365」で逆算する
- ・月の日数差は週予算でならす
- ・飲み物や間食を含める範囲を毎月そろえる
- ・朝昼夜を均等に分ける必要はない
- ・1日より1週間で管理すると続けやすい
- ・満足度を残したい食事に予算を置く
「今日は何円使った?」だけではなく、 「今週の食費をどう使いたい?」で考えるのがメシ算です。
月額の考え方から確認したい場合は、一人暮らしの食費平均の記事も参考にしてください。
